仕立館スタッフダイアリー
 

2012年11月11日

生憎の雨

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今日は午前中はいい天気でしたが、午後からは生憎の雨ですね。
雨がしとしとと降り始めると余計に寒く感じるので、僕は秋の雨が苦手です。
特にスーツを着て雨に降られると、気分も滅入ってきますよね。

しかし、ウールは意外と万能な生地なのです。
ウールは羊の毛を使った天然繊維で、非常に回復率の高い繊維とされています。
さらに羊の繊維には油分が含まれ水を弾く効果も……。
そのため、雨に濡れたとしても慌てずに対処すれば大丈夫。
濡れた部分をタオルで叩くようにして水分をとります。
そのあと形が崩れないようにハンガーにかけると、ある程度回復してくれます。

とはいっても毎日着るのは避けましょう。1日着たら最低でも1日休ませてください。
そうすることで、ウールは吸った湿気を逃し回復します。
ウールも生き物と同じで呼吸しているんですね。
その際、きちんとハンガーにかけるのを忘れずに。小さな努力が洋服を長持ちさせる秘訣です。
posted by shitatekan at 17:23| Comment(0) | 日記

2012年11月12日

スーツのボタン

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月曜日。新しい週のはじまりです。
いかがお過ごしでしょうか?
仕立館は水曜日がお休みなので、月曜日がはじまりといった感覚がありません。

さて、今日の話題ですが、スーツのボタンについてです。
2つボタンのスーツは基本的に下のボタンを外します。
決まりなんだそうです。比較的広く認知されているルールですが、全部止めている方ちらほら見かけます。
いったいどうして下のボタンをはずすのでしょうか。
スーツの前端は緩やかにカーブしています。
これはスーツの起源である乗馬服や軍服の前端がカーブしていた名残のようです。
そのため、下のボタンを止めるように設計されていないので、下のボタンを無理に止めると変なシワが出ます。
止めない方が綺麗なので、止めないことが多いようですね。

しかし、実際に止めることが流行した時期もあるそうです。
流行は人が作るものです。ルールをキチンと知った上でお洒落を楽しむのも、また一興かもしれません。
posted by shitatekan at 18:53| Comment(0) | 日記

2012年11月15日

ハリスツイード

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最近は晴れていても風が冷たくなって来ましたね。
気温もぐっと低くなり、冬の気配を感じます。
仕立館でもとうとう暖房が入るようになりました。

さて、そんな寒さを吹き飛ばす冬の生地として人気の高いハリスツイードがちらほら売れ始めています。

ここでざっとハリスツイードの歴史を振り返ってみましょう。
ハリスツイードは18世紀にスコットランド北西部、ハリス&ルイス島で誕生した大変歴史のある生地です。
島でとれた糸を用いて手織りの織機で織り上げる、アナログな生産方式で現在も作られています。
日本だけでなく、世界中にファンがおり剛健な質感と重厚感を楽しませてくれます。

ハリスツイードは英国ハリスツイード協会の厳しい審査をクリアした生地のみに、その名を名乗ることが許されるというのは有名な話ですね。

ざっくりとエレガンスでありながら、カジュアルにも対応できる万能な生地なので、ジャケットはもちろん、スラックスやスカート。果てはブックカバーや財布などの小物のファブリックとしても利用されています。

仕立館では様々な種類のハリスツイードをご用意しておりますので、是非一度御来店ください。きっと納得のいく生地が見つかると思います。
posted by shitatekan at 17:54| Comment(0) | 日記